鈴鹿山麓の山々に囲まれ緑豊かな環境の昼生小学校の隣にこの建物は計画されました。地元材(亀山市産材・三重県産材)をふんだんに使用した学童施設です。
子どもたちが触れる体感する空間は、住まいと同じで温かみが感じられるものが良いと考えて木造を提案しました。木が見える部分が多くなるよう天井に骨組みが現れる設計です。限られた規模ですが中央の天井を三角形に持ち上げ骨太トラスを配することで、おおらかで伸びやかさのある保育スペースになっています。
通学路や山並みが見える窓と、そこから連続するテラスが奥行きをプラスしています。